夜の街にはびこるクラミジアを退治するジスロマック

ジスロマックの特徴

■ジスロマックとは?
性行為をきっかけとして発症する性感染症「STD」の中で最も有名な感染症に「クラミジア」があります。
その治療薬はいくつか種類がありますが、ジスロマックはマクロライド系抗生物質に属し、有効成分はアジスロマイシンです。

■適応
適応菌の種類には、クラミジア属以外にも様々な菌に効果を発揮し、本剤に感受性を示すブドウ球菌属、マイコプラズマ属、レンサ球菌属、インフルエンザ菌などなどに効きます。また適応症としては、深在性皮膚感染症、咽頭炎・喉頭炎、扁桃炎、リンパ節炎、更に肺炎、慢性呼吸器疾患二次感染、尿道・子宮頸管・顎炎、歯周組織炎など多岐にわたります。

■効能・作用機序
組織へ移行する性質が強いという特徴を持つ薬であるといわれ、その意味は、血液中に入ると濃度が10~100倍も濃く作用し、細胞内に蓄積して長期間で抗菌作用を発揮することで、少量で1日間の摂取のみで幾日も効き、クラミジア感染症の90%の完治に至ります。

■用法・用量
薬の種類や症状により薬の量や飲み方が変えて処方されます。
詳しくは、本剤は尿道炎や子宮頸管炎では成人で1日1000mgを1日間だけ経口摂取し、その他の炎症性疾患では500mgを1回/日、3日間で3gを経口摂取することが推奨されています。
また性感染症の診断治療ガイドラインでは、経口投与で1000mg/日を1日のみ投与する。(ジスロマックSR)2g/日を1日のみ投与する。というのが高い治療効果があるとして推奨されています。
他の系統の抗菌剤に比べて最も高い治療効果を発揮することが示されているほどで、投与方法の尿道炎の症状に対して推奨レベルA、子宮頸管炎では妊婦・非妊婦ともに推奨レベルAとされています。
しかし、最近では耐性菌が増えてきており、海外では第一選択薬を見直す方向性も示されているため、医療機関によってそれを踏まえて2種類の薬を投与するなどして対処しているところもあるようです。